今回検証した副業サイトは、「在宅スマホワークCloud」
「目標月収10万円～250万円」を謳いますが、本当に実現可能なのでしょうか？
効果・安全性の調査をすると、怪しい実態が浮かび上がりました。
- 信ぴょう性が怪しい
- リリース直後で実績が皆無
- 10万円～150万円の初期費用
- 居場所が掴めない
- 振込み先に別企業を指定
副業詐欺の可能性があるので、利用は絶対におススメしません。
その理由と根拠について解説するので、利用を検討している方は最後までご覧ください。
在宅スマホワークCloud
在宅スマホワークCloudとは、「目標月収10万円～250万円」を謳う副業サイト。
「合同会社MAIL」が運営してます。
- 目標月収10万円～250万円
- スマホ副業ご案内総数10,000件突破
- かなり充実したサポート体制を標準装備
- 収益化まで完全レクチャーで収入保証付き
- 知識や経験は一切費必要なし
仕事内容について具体的な説明はありませんが、専門アプリを使った副業が何通りもあるそうです。
自分にあった稼ぎ方を提案してくれるそうですが、本当に未経験者でも稼げるのでしょうか？
在宅スマホワークCloudの効果を検証していきます！
信憑性が怪しい
まずは、サイトの信憑性です。
公式サイト内で自慢げに掲載していた「スマホ副業ご案内総数10,000件突破」の実績。
本当なら好印象ですが、試しに公式LINEを追加してみると、登録人数は僅か197名しかいませんでした。
次に、サイトがいつから運営されているのか？
サイトのドメイン情報を調べると、ドメイン取得日は「2023年9月1日」
サイトを開設してから僅か1カ月程度しか経っておらず、運営実績が全くないことが分かります。
客観的な事実から、10,000件突破の実績は「虚偽」の可能性が高いと言えるでしょう。
在宅スマホワークCloudの“信ぴょう性は怪しい”ので、サイト内の情報を鵜呑みにするのは禁物です。
在宅スマホワークCloudの口コミや評判
利用者の体験談は、実態を見抜くポイントの1つ。
事前に確認しておくことで、その案件の期待値を図ることができます。
実際に、在宅スマホワークCloudを利用して稼げた人が存在するのか？
口コミや評判を調査しましたが、現時点(2023年10月)で体験者の声を1つも確認することができません。
リリース直後で実績が皆無
前述した通り在宅スマホワークCloudは、サイトを開設してから1ヵ月程度して経っていません。
リリース直後で実績が皆無なので、口コミや評判が出てこない理由として「まだ利用者がいない」と考えられます。
今後も在宅スマホワークCloudの口コミや評判の調査を行うので、体験者はコメントして頂けると助かります！
在宅スマホワークCloudの仕事内容
「在宅スマホワークCloud」では、仕事内容について事前の紹介がありません。
“自分に合った稼ぎ方を提案する”と謳っていますが、どんなビジネスが存在しているのか一切不明。
説明が全くないので、収益化に成功する想像がつきません。
当サイトが独自で調査した結果、「物販」を案内されることが判明！
物販の手法1つ、「電脳せどり」を推奨されます。
電脳せどり
「物販」とは、仕入れた商品を仕入れ額よりも高い値段で販売し、その差額を利益とするビジネス。「せどり」と呼ばれる場合もあります。
その中でも「電脳せどり」は、”商品の仕入～販売まで全てネット上で完結する手法”です。
ネット上で完結できることから手間を掛けず手軽に参入できると、既に競合のライバル達が多くいます。
物販の鉄則として、仕入れ額が安ければ安いほど、販売額が高ければ高いほど、高い利益を上げることができます。
しかしネット上で仕入れられる商品は誰でも手に入るため希少性が低いため、多くの差額を生み出すことが困難。
一発でデカい利益は得るのは難しいので、薄利多売でコツコツ収益を生み出すことが電脳せどりで稼ぐポイントです。
- 商品リサーチ
- 仕入れ・発送
- 購入者への連絡
- クレーム対応
- 売上管理
- 在庫管理
常に流行トレンドを把握した上で商品リサーチを行うことが大切ですし、多くの雑作業もこなす必要があります。
副業感覚で稼げる簡単仕事ではないので、手軽に稼げる副業をお探しの方は他の案件を探すのが得策でしょう。
在宅スマホワークCloudの初期費用
在宅スマホワークCloudでは、最初に「スタートセット」を1,800円で購入する必要があります。
- スタートブック
- 副業WEBアプリ
- 初回電話サポート
スタートセットを購入すれば取り組めるように思えますが、初期費用はこれだけではありません。
スタートセットを購入すると、初回の電話サポートで「有料プラン」が存在することを知らされます。
なんと厄介なことに、有料プランに加入しないと今後のサポートは受けれない仕組みになっていました。
有料プラン
在宅スマホワークCloudの有料プランは11個に区別されており、契約には10万円～150万円の費用が掛かります。
| プラン名 | 金額 | 期間 |
| お試し | 10万円 | 20日間 |
| トライアル | 20万円 | 30日間 |
| ビギナー | 30万円 | 60日間 |
| ビジネス | 40万円 | 60日間 |
| プロ | 50万円 | 90日間 |
| マスター | 60万円 | 100日間 |
| グランド | 70万円 | 100日間 |
| マックス | 80万円 | 110日間 |
| プレミアム | 100万円 | 120日間 |
| ゴールド | 120万円 | 150日間 |
| ダイヤモンド | 150万円 | 180日間 |
プラン表を見ると。支払う金額よりも想定収益が上回る設定になっていました。
しかし、“稼げる”とだけなら小学生でも言えること。
想定収益を達成するための具体的なプロセスの説明はなく、想定収益を達成できる根拠はありません。
何も分からないまま見切り発車で進めて、後悔する羽目になっても手遅れです。
50%中途解約手数料
（特約事項）
中途解約の場合、プラン料金から50％を解約手数料として差し引き、残り50％を利用期間の日割り計算（5,000円/日）した金額を最大とし、提供したサポート、サービスの多寡により、双方合意のもと定めた金額を返金するものとする。
契約した場合、途中で止めるとプラン料金の50％が解約手数料として差し引かれます。
1度契約すると後には戻れないので、慎重に検討して下さい。
在宅スマホワークCloudの保証
在宅スマホワークCloudは、「収益保証」付きで取り組めるそうです。
保証があるので安心感を覚える方もいるかも知れませんが、油断してはいけません。
収益保証を適用するには、煩わしい条件をクリアする必要がありました。
収益保証の注意点
本製品「スタートブック」の購入者は、特定の条件下での返金を保証されます。購入者が本製品に記載されている電子書籍を十分に精読し、かつ、当社が推奨するウェブサイトにおける収益審査を通過したにも関わらず、一切の収益が発生しなかった場合、返金の対象となります。
収益保証を適用するには、「30日間以上作業を行い、一切の収益が発生しない」条件をクリアしないといけません。
「収益」という点に注意が必要で、大切なのは収益から経費を引いた「利益」です。
総収支が初期費用を下回る結果になっても、売上が1円でも発生した時点で収益保証は適用できません。
また、収益保証は「書籍代金」のみ。
有料プランの契約に支払った費用は保証の範囲外なので注意してください。
在宅スマホワークCloudの運営会社
最後に、在宅スマホワークCloudの運営会社です。
信頼できる会社なのか？
信頼性を徹底的に調査しました。
| 会社名 | 合同会社MAIL |
|---|---|
| 責任者 | 斉藤光 |
| 所在地 | 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町4-14-5F |
| 電話番号 | 03-6368-4266 |
| メール | info@mail-llc.com |
合同会社MAIL
国税庁の法人番号公表サイトで「合同会社MAIL」の実在は確認できました。
実在はするものの、会社が設立したのは「2023年9月25日」
設立してから1ヶ月程度しか経っておらず、運営実績は皆無です。
会社HPによると、「WEBサイト制作」「インターネット広告」の事業を扱う会社だそう。
「副業」については一言も言及がありません。
副業の経験値が全くない会社なので、サポート体制にも不安を感じざるを得ないでしょう。
この会社の副業ノウハウに利用価値があるのか疑問を感じます。
バーチャルオフィス
合同会社MAILの所在地は、「バーチャルオフィス」です。
バーチャルオフィスは書面上の住所なので他に営業場所があるハズですが、実際の居場所は非公開。
仮にトラブルが起きて連絡が取れなくなった場合、居場所が不明な状況だと対応が何もできません。
つまり、お金だけ取られて逃げられるリスクがあります。
何かあってからでも遅いので、居場所も掴めない”幽霊”のような会社に関わるのは避けるべきでしょう。
振込先は別会社
運営会社は「合同会社MAIL」のはず。
しかし費用の振込先の名義には、全く異なる会社の名前がありました。
百歩譲って代表者の個人口座なら分かりますが、全く関係ない企業を振込み先に指定するのは論外。
健全な会社ではあり得ない行為なので、明らかに「おかしい」と判断できます。
- 運営実績が皆無
- 実際の居場所が不明
- 振込み先は別口座
“信用に値しない”と評価するに充分過ぎる理由でしょう。
まとめ
- 信ぴょう性が怪しい
- リリース直後で実績が皆無
- 10万円～150万円の初期費用
- 居場所が掴めない
- 振込み先に別企業を指定
以上が、在宅スマホワークCloudの怪しい実態です。
利用を勧める方が可笑しい話でしょう。
本当に副業で稼ぎたい気持ちがあるなら、他の案件を探すのが賢明です。
収入アップのために副業を検討している方が非常に増えています。
しかし、いざ副業を始めようと思っても、こんな理由から立ち止まってしまう方も少なくないのではないしょうか？
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